玄人も憧れる家庭用電動ミルの最高級品がカリタのネクストG。
実売価格40,000~55,000円くらいの雲の上の存在です。
そんな高級電動ミルを購入し、半年経つのでレビューしていこうと思います。
カリタ ネクストG スモーキーブルー|外観・仕様
外観|インテリアにもなるスタイリッシュな電動ミル
我が家はインテリアとして楽しむ余分なスペースが確保できず、実用的に隙間に入れ込んでいます。
スペースに余裕ができたらインテリアとして配置を考えたいところ。
仕様・機能|高性能で使いやすいネクストGの魅力
電源は正面、挽き目ダイヤルも正面
電源も挽き目ダイヤルも正面を向いているので省スペースでの設置が可能。
スペースに余裕があっておしゃれに置きたければ、横向きがおすすめ。
我が家のようにスペースに余裕がない方は縦向きに置いて使えます。
仮にスイッチが横だったとしたら縦向きでは使いにくいので、きちんとユーザーのことを考えて作られているんだな…と感じます。
ストッパーと安全装置
ホッパーが装着されていない状態では安全装置が作動し、電源をオンにしても刃は回転しないように設計されています。
ホッパーを装着して、電源をオンにすると刃が回転を始めます。
あとは豆が挽かれていくのを数秒待つだけ。
豆が挟まった状態で挽き始めると、圧力で刃が傷みやすくなります!
ストッパーを使わないで豆をセットすると、豆がミルに挟まった状態で刃の回転が始まってしまい、ミルを傷める原因に。
なのでホッパーに豆を入れるときは、ストッパーを使いましょう。
ミルが回転を始めてからストッパーをオープンにしてください。
静電除去装置で電動ミルの課題を解決?
今までの電動ミルの課題だった粉の飛散。
ネクストGは静電除去装置を搭載したことで粉の飛散を防止。
挽かれた粉がまっすぐに落下し、美しい山形を描いて受缶に蓄積されます。
さらに本体や受缶への粉の付着も防ぎ、お手入れも簡単に。
カリタ ネクストGを半年使ってみて|レビュー
粗挽き・中挽き・細挽きを比較
挽き目が15段階も用意されていますが実際どのくらい違うのか、写真で比較していきましょう。
ネクストGで一番細かく挽いたものを細挽き、一番粗く挽いたものを粗挽き、ちょうど中間が中挽きです。
3つを比較すると粒の大きさが結構違うのがわかると思います。
細挽き~中挽きの間でさらに6段階、中挽き~粗挽きの間でさらに6段階もあるので好みや豆の種類、ドリッパー、その時の飲み方に合わせて細かく調整できるのがGOOD。
- 朝 × ホットコーヒー ⇒ 粗挽き
- 朝 × アイスコーヒー(急冷式) ⇒ 中挽き
- 水出しコーヒー ⇒ 中~粗挽き
- 気合い入れるとき ⇒ 細挽き
静電除去装置の効果
ネクストGのポイントの1つとして静電除去装置があります。
電動ミルの課題である「挽けば散る」問題。
電動ミルは、豆を挽けば粉掃除がついて回る、というのが当たり前のことらしいが、ネクストGに関しては例外。
2~3か月掃除していないとこんな感じ。
静電除去装置のおかげで、全くのお掃除いらずとまではいきませんが毎日使っていてもせいぜい2~3か月に1度、受け皿周りを掃除機で吸ってあげるだけ。
毎回と2~3か月に1度ではかなり大きな違いです。
お手入れ簡単!ミルの宿敵、お掃除問題
静電除去装置によって粉の飛散はかなり抑制されていますが、それでも多少のお掃除は必要です。
掃除機で吸うもよし、受け皿は簡単に外せるので外してゴミ箱に払うもよし。
粉の出てくるところも2~3か月放置しておくとご覧の通り。
たまには粉の出口周りを掃除機で吸ってあげるなどすれば完璧。
年一くらいでやってみたいお掃除もありますが、それはまたの機会に。
カリタ ネクストGのレビューまとめ
手動ミルからステップアップするなら絶対ネクストG。
わずかでも妥協して他の電動ミルを購入した場合、結局最終的にはネクストGが欲しくなって悩み続けることになるのでステップアップするなら最初からネクストGを買いましょう。